三奇六儀とは?奇門遁甲における十干の呼称を解説
占い大好き
先生、三奇六儀って何ですか?
占い研究家
三奇六儀は、奇門遁甲で用いられる用語で、乙奇・丙奇・丁奇の三奇と、戊儀・己儀・庚儀・辛儀・壬儀・癸儀の六儀を指す。通常、三奇が付く方位を吉方位と考える。
占い大好き
三奇と六儀って何か違いがあるんですか?
占い研究家
三奇は、木火土の陽の気を持つ干支で、六儀は、金水陰の気を持つ干支。三奇は、行動力や積極性を表し、六儀は、冷静さや慎重さを表す。
三奇六儀とは。
三奇六儀とは、十干を用いた占術である奇門遁甲の呼称です。三奇とは乙奇・丙奇・丁奇のことで、六儀とは戊儀・己儀・庚儀・辛儀・壬儀・癸儀のことです。一般的に、三奇が付く方位は吉方位であると考えられています。
三奇六儀の意味
三奇六儀とは、奇門遁甲における十干の呼称であり、それぞれの干支に吉凶や性質を付与したものです。三奇とは、甲・丙・戊の三干のこと、六儀とは、乙・丁・己・辛・癸・壬の六干のことです。
三奇は、陽の気を持つ干であり、吉兆とされます。中でも、甲は「首」、丙は「目」、戊は「口」を表し、人の体の中で最も重要な部分とされます。そのため、三奇は、重要な決断を下すときや、新しいことを始める時など、物事の始まりに適した干とされています。
六儀は、陰の気を持つ干であり、凶兆とされます。中でも、乙は「足」、丁は「手」、己は「腹」、辛は「背」、癸は「頭」、壬は「胸」を表し、人の体の中で最も弱い部分とされます。そのため、六儀は、物事を終わらせる時や、危険を避けたい時など、物事の終わりに適した干とされています。
三奇について
三奇とは、奇門遁甲における十干の呼称で、乙、丙、丁の三つを指す。
乙は、木性の陰の気、丙は、火性の陽の気、丁は、火性の陰の気である。
三奇は、それぞれが異なる性質を持っており、奇門遁甲では、この三奇の性質を利用して、吉凶を判断する。
乙は、柔軟で順応性のある性質を持っている。
そのため、物事をうまく調整したり、人との関係を円滑にしたりすることが得意である。
また、乙は、芸術的な才能を持っていることが多く、絵画や音楽、文学など、芸術の分野で活躍する人も多い。
丙は、明るく活動的な性質を持っている。
そのため、物事を積極的に進めたり、リーダーシップを発揮したりすることが得意である。
また、丙は、情熱的で行動力があり、困難にも屈しない強さを持っている。
丁は、穏やかで優しい性質を持っている。
そのため、人との関係を大切にし、調和のとれた生活を好む。
また、丁は、頭が良く、物事を深く考えることができる。
六儀について
六儀とは、天地人三才の気運の変動を推し量るために、十干の気運を六つに分類したものです。
六儀の各々は、十干のうち陰陽の性質と、五行の木火土金水の五徳によって構成されており、それぞれが固有の性格と働きを持っています。
六儀の構成は以下の通りです。
* 甲乙・・・陰陽の木柔和、生長、伸展
* 丙丁・・・陰陽の火熱烈、明朗、行動
* 戊己・・・陰陽の土安定、包容、育み
* 庚辛・・・陰陽の金鋭利、剛健、決断
* 壬癸・・・陰陽の水流動、知恵、変化
六儀は、奇門遁甲のさまざまな判断において重要な要素となります。
例えば、六儀の配列によって、その日の吉凶や方角、物事の成否などを判断することができます。
六儀の理解は、奇門遁甲を学ぶ上で欠かせません。
三奇六儀と奇門遁甲の関係
三奇六儀と奇門遁甲は、密接な関係があります。奇門遁甲は、十干をベースとした占術であり、三奇六儀は、十干の呼称の一つです。三奇六儀は、奇門遁甲の九宮法において、九つの宮のそれぞれに割り当てられる十干のことです。三奇六儀は、奇門遁甲の判断において重要な要素の一つであり、三奇六儀の組み合わせによって、吉凶を判断することができます。
三奇とは、戊・己・庚を指し、六儀とは、甲・乙・丙・丁・辛・壬を指します。戊の三奇は、中央の土公宮に、己の三奇は、北方の水公宮に、庚の三奇は、西方の金公宮に割り当てられます。甲の六儀は、東方の木公宮に、乙の六儀は、南方の火公宮に、丙の六儀は、中央の土公宮に、丁の六儀は、北方の水公宮に、辛の六儀は、西方の金公宮に、壬の六儀は、東方の木公宮に割り当てられます。
三奇六儀の活用方法
三奇六儀の活用方法は、奇門遁甲の術式を判断するときに使用されるものです。三奇六儀は、十干によって表され、それぞれに異なる意味を持っています。三奇は、甲・乙・丙を指し、六儀は、戊・己・庚・辛・壬・癸を指します。
三奇は、吉兆を表し、六儀は、凶兆を表します。しかし、三奇と六儀は、相互に影響を与え合い、吉凶を変化させることができます。例えば、甲が戊と組み合わさると、吉兆となります。これは、甲の吉兆が戊の凶兆を打ち消すからです。逆に、甲が癸と組み合わさると、凶兆となります。これは、甲の吉兆が癸の凶兆によって打ち消されるからです。
三奇六儀の活用方法は、非常に複雑であり、すべてを解説することはできません。しかし、基本的な活用方法を理解していれば、奇門遁甲の術式を判断することができるようになります。