四柱推命の用語「旺相死囚休」
占い大好き
先生、四柱推命の専門用語である「旺相死囚休( 旺令、相令、死令、囚令、休令の総称。旺令は四季の変化によって作られる、五行の勢い状態の中で一番盛んな状態。相令は旺令に準じる状態。死令は一番弱い状態。囚令・休令は死令ほどではないが、旺令・相令に及ばない状態。)」について教えてください。
占い研究家
旺相死囚休は、四季の変化によって作られる五行の勢い状態のことです。旺令は、季節と同じ五行であることをあらわし、一番盛んな状態です。相令は、旺令に準じる状態です。死令は、一番弱い状態です。囚令や休令は、死令ほどではないですが、旺令や相令には及びません。四柱推命では、生まれたときの季節や大運の変化などによって決定されます。
占い大好き
わかりました。旺令は一番盛んな状態で、相令は旺令に準じる状態、死令は一番弱い状態、囚令や休令はその中間ですね。
占い研究家
そうです。五行の勢い状態は、四柱推命において重要な要素です。これを理解することで、運勢をより深く読み解くことができます。
旺相死囚休とは。
旺相死囚休とは、季節の変化によって生まれる、五行の勢い状態のことです。季節を示す五行と同じ五行の勢いが一番強い状態を「旺令」といい、旺令に準じる状態を「相令」といいます。五行の勢いが一番弱い状態を「死令」といい、「囚令」「休令」は死令ほど弱くありませんが、旺令、相令には及ばない状態です。四柱推命では、生まれたときの季節や大運の変わり目によって、五行の勢い状態が決まります。
旺令とは?
旺令とは、四柱推命における用語のひとつです。四柱推命では、人の運命は生年月日と時刻によって決まると考えられており、その生年月日と時刻から導き出される干支を「命式」と呼びます。
命式には、年柱、月柱、日柱、時柱の4つの柱があり、それぞれが「旺」「相」「休」「囚」「死」の5つの状態に分かれています。この5つを総称して「旺相死囚休」といいます。この状態によって、その人の性格や運勢を知ることができます。
「旺令(おうれい)」は、「旺」の状態にあることを意味します。「旺」は、最も強い状態であり、勢いが盛んな状態です。旺令にある干支は、その人の命式の中で最も強い影響力を持つことになります。
旺令になるには、その干支が「月令」にあることが条件です。月令とは、その年の干支のことです。例えば、2023年の干支は「癸卯(みずのとう)」なので、2023年は「癸卯」が月令になります。
その年の月令にある干支は、その年の最も強い干支となり、旺令になります。旺令にある干支は、その人の命式の中で最も強い影響力を持つことになります。旺令の干支は、その人の性格や運勢を大きく左右することになります。
相令とは?
相令とは、四柱推命において、ひとつの五行が、他の同じ五行と相剋を起こす関係でありながら、それでもその性質を支えて助ける関係にある状態のことです。四柱推命において五行は、木、火、土、金、水の5元素で構成され、それぞれに相剋関係があります。
相剋関係とは、ある五行が、他の五行に対して、その性質を抑制したり、打ち消したりする関係のことであり、木剋土(木が土を剋す)、火剋金(火が金を剋す)、土剋水(土が水を剋す)、金剋木(金が木を剋す)、水剋火(水が火を剋す)という関係があります。
しかし、相剋関係にある五行であっても、その五行の性質を支えて助ける関係にあることがあります。これが相令です。相令は、五行の性質を支えて助ける関係であり、木生火(木が火を生む)、火生土(火が土を生む)、土生金(土が金を産む)、金生水(金が水を産む)、水生木(水が木を産む)という関係があります。
相令は、四柱推命において、五行のバランスを整え、運勢を良くする重要な要素と考えられています。
死令とは?
死令とは、四柱推命において、その年・月・日の干支の五行が、その人の命式中の日干の五行を剋すものであることをいいます。
例えば、甲午年・乙巳月・丙午日のように、命式中の日干が丙である場合、その年・月・日の干支である甲午・乙巳・丙午は丙を剋す五行なので、この年は丙にとって「死令」となります。
死令にある年は、健康運や金運、仕事運など、あらゆる運気が低下します。そのため、死令のある年は、新しいことを始めたり、大きな決断を下したりするのは避けたほうがよいとされます。
また、死令にある年には、事故や怪我、病気などにも注意が必要です。特に、死令の年が始まったばかりの頃は、運気が最も低下しているので、注意深く過ごすようにしましょう。
死令の年を乗り越えるためには、普段以上に健康に気をつけ、無理をしないようにしましょう。また、新しいことにチャレンジしたり、大きな決断を下したりするのは避け、静かに過ごすように心がけましょう。
囚令とは?
囚令とは、四柱推命における「旺相死囚休」という用語のひとつであり、運勢が弱まる状態のことを指します。囚とは、閉じ込められる、捕らわれるという意味があり、運勢が束縛され、思うように動けなくなることを表しています。
囚令は、日柱の干支が月柱の干支に剋されることで起こります。剋とは、五行の相生相剋の働きで、ある五行が別の五行を打ち負かすことです。例えば、木は火に剋され、火は土に剋されます。
囚令が起こると、日柱の干支は月柱の干支によって制約され、本来持っている力を発揮することができなくなります。そのため、運勢が弱まり、様々な問題や障害に遭いやすくなります。囚令は、四柱推命における凶運のひとつとされています。
囚令を回避するためには、月柱の干支を剋さない日柱の干支を選ぶことが大切です。また、囚令が起こらないように、日柱の干支と月柱の干支の間に「合」の作用があれば、囚令を回避することができます。合とは、五行の相生相剋の働きで、ある五行が別の五行と結びつくことです。例えば、木と火は合であり、火と土は合です。
休令とは?
休令とは、四柱推命において、干支が衰弱して休止状態となり、力が弱まっている状態のことです。干支は五行の組み合わせで構成されており、五行にはそれぞれ相生相剋の関係があります。相生とは、お互いに力を与え合ったり、助け合ったりする関係であり、相剋とは、お互いに力を奪い合ったり、打ち消し合ったりする関係のことです。休令は、干支が相剋の関係にある場合に起こる状態であり、干支の力が弱まってしまい、本来の力を発揮することができません。
休令の状態にある干支は、エネルギーが低下し、運気が下降したり、物事がうまくいかなくなったりすることがあります。また、休令にある干支が命式にある場合は、その干支が表す分野でトラブルや障害が発生しやすくなります。例えば、休令にある干支が財星の場合、経済的な損失や借金などのトラブルが発生しやすくなります。また、休令にある干支が官星の場合、昇進や出世の機会が少なく、仕事運が低迷しやすくなります。
休令の状態にある干支を改善するには、相生関係にある干支を命式に取り入れることが有効です。相生関係にある干支は、お互いに力を与え合ったり、助け合ったりする関係であり、休令にある干支の力を補強したり、サポートしたりすることができます。また、休令にある干支が命式にある場合は、その干支が表す分野で努力したり、注意を払ったりすることで、トラブルや障害を回避したり、軽減したりすることができます。