四柱推命の用語「旺相死囚休」
旺令とは、四柱推命における用語のひとつです。四柱推命では、人の運命は生年月日と時刻によって決まると考えられており、その生年月日と時刻から導き出される干支を「命式」と呼びます。
命式には、年柱、月柱、日柱、時柱の4つの柱があり、それぞれが「旺」「相」「休」「囚」「死」の5つの状態に分かれています。この5つを総称して「旺相死囚休」といいます。この状態によって、その人の性格や運勢を知ることができます。
「旺令(おうれい)」は、「旺」の状態にあることを意味します。「旺」は、最も強い状態であり、勢いが盛んな状態です。旺令にある干支は、その人の命式の中で最も強い影響力を持つことになります。
旺令になるには、その干支が「月令」にあることが条件です。月令とは、その年の干支のことです。例えば、2023年の干支は「癸卯(みずのとう)」なので、2023年は「癸卯」が月令になります。
その年の月令にある干支は、その年の最も強い干支となり、旺令になります。旺令にある干支は、その人の命式の中で最も強い影響力を持つことになります。旺令の干支は、その人の性格や運勢を大きく左右することになります。