
易学用語「外卦」解説とその活用方法
外卦とは、易学の卦辞において、外側の3爻を指す言葉です。内卦(卦の下の3爻)と対になっており、卦全体の性質や意味を決定づける重要な要素となっています。
外卦は、 卦の上昇や発展性を表す陽爻と、 卦の安定や静止性を表す陰爻の組み合わせによって構成されています。例えば、坤卦(下卦が坤、上卦が坤)の外卦は坤であり、安定性や静止性を表しています。また、乾卦(下卦が乾、上卦が乾)の外卦は乾であり、上昇性や発展性を表しています。
外卦は、 卦全体の性質や意味を決定づける重要な要素であり、易占においては、その意味を深く理解することが重要です。外卦を正しく解釈することで、卦全体の吉凶や、占者の現状や将来をより的確に知ることができます。